アメ村に戦前からある橋って、ご存知ですか?
アメ村の豆知識?
みなさん、こんにちは!☀
今回は…アメ村の豆知識(!?)をご紹介します✨
アメ村に戦前からある橋があるという情報を聞いたので、行ってきました。
場所はこちら!
アメ村にある唯一の100円ローソンの近くです。
皆様、どのあたりか分かりますか?(゜-゜)
ここから東に進み、ちょうど阪神高速環状1号線の真下にある所です。
もう少し近くまで行くと…
橋の名前は「かなやはし」
漢字で書くと「金屋橋」
たしかに、それなりに年季の入った橋に見えます。
そして注目すべきは…
橋の真ん中から北側に撮ったこの写真!!
すぐ先で終わっていますよね。これ川?これのどこが?ってなりますよね?
実はこれ、かつて埋立てられた西横堀川のわずかに残された痕跡なんです。
この金屋橋は、現存する唯一の西横堀川に架かる橋みたいです。
西横堀川は、材木の集積のために材木商の手によって慶長年間に開削された運河で、1962(昭和37)年に埋め立てられるまでの約360年、この地に在ったとの事。
なんか。。。
何気なく通っていた橋にこんな歴史があるとは。。。
詳しく調べてみると、大阪市のHPに、詳しく記載されていました。
道頓堀久左右衛門町から西へ渡る金屋橋は寛文年間(1661~1731)に架けられたと伝えられる。明暦期の地図には見えないが、貞享4年(1687)のものには画かれており、橋名は西道頓堀北岸の町名に由来する。町名に従い、別名釜屋橋とも呼ばれていた。
金屋橋は29.7m、幅員7.68mの規模をもつが、橋梁形式は一径間の中路式である。中路式は桁の中間部分に床版が設けられる形式で、床面と桁下の高さの差を小さくできるが、2本の桁を両端に配置するため、幅員の広い橋に用いることは難しい。
阪神高速道路の建設が進められる中で、昭和39年から46年にかけて、次々と西横堀川は埋め立てられ、長い歴史をもった橋が撤去されていった。ただ、最下流の金屋橋だけは残され、80数年前の姿をそのまま伝えてくれている。
引用:大阪市HP「金屋橋」
驚いたことに、この橋なんと1929年(昭和4年)に架橋したとの事。
そんな昔からあったとは。。
アメ村を含む、この辺の場所の風景は変わっていくけど橋の姿は変わらない。
何か、ノスタルジーを感じますね、、、
アメ村に来たとき、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
金屋橋
橋長:29.7m
幅員:7.68m
形式:桁橋
完成:昭和4年
行政区:中央区
河川名:西横堀川
アクセス:OsakaMetro四つ橋線なんば駅
26-C出口 およそ150m 徒歩2分
大阪シティバス「JR難波駅前」「賑橋」
詳しくは、大阪市のHPへ。。
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000025816.html